投球肩痛 症例

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投球肩痛 症例

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2025/03/27 投球肩痛 症例

39歳男性

 

1年ぶりに草野球を行い、サードからファーストへ送球した際に右肩関節前面に痛みが出現

 

痛みが出てからは軽く送球するのも痛みあり

 

生活動作では痛みはなく投球での最大外旋時に痛みが残存している為、負傷後2週間経過後に来院。

 

いままでも投球痛は投げるたびにあり、痛みがでてもすぐに消失していたとのことだが、痛みがない状態での投球はできていないとのこと。

 

(肩徒手検査)

・肩関節に腫脹熱感なし

・肩関節インピンジメントテストで肩関節外転時に引っかかりあり

・肩関節セカンドポジションにて外旋痛あり 外旋・内旋可動域制限あり

・肩甲骨胸郭可動性テストにてCAT,HFTでの可動域低下

・上腕三頭筋への抵抗テストでの筋力低下あり

・前鋸筋、肩甲下筋テスト陽性

 

(体幹部の検査)

・腸腰筋テスト右陽性

・股関節屈曲右制限あり

・左片足立ちでの骨盤スライドあり

・体幹右回旋制限 右腰部に痛みあり

・腰部伸展痛伸展制限あり

 

上記の徒手検査結果から羽田野式ハイボルト療法にて伊藤超短波ES-4000を使用しハイボルト検査を実施。

 

左右腸腰筋、左右中殿筋、右腹斜筋、右広背筋にハイボルテージを1分ずつ加療。

 

加療後、投球での最大外旋時の痛みを確認しペインスケールが1まで軽減した。

 

患部の施術は肩関節、前鋸筋、僧帽筋に伊藤超短波ES-8000立体動態波を使用し筋緊張緩和、筋出力向上させ関節の安定を図った。

 

(考察)

慢性に繰り返している投球肩痛は患部が原因ではなく体幹、殿筋群のインナーマッスル低下により股関節、背骨の柔軟性欠如により下肢から上肢への連動性が悪く肩関節に負担がかかり痛みが出ていたと考えられる。

その状態で投球を繰り返すことで肩甲骨、肩関節周囲の機能低下がおこっているので体幹部の強化に加え肩関節、肩甲骨周囲の機能も高めていくことが必要である。

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