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ボールを蹴るときに軸足の膝が痛い 症例報告
高校2年生男子サッカー部
1カ月前頃からボールを強く蹴る際に軸足の左膝部に痛みが出現。
走行時も不意に痛み出ることあるが、ボールを蹴るときが膝下端部に強い痛みがでる。
日常生活動作での痛みはなし。
湿布を貼ったりアイシングをして経過をみていたが痛みに変化がない為、令和7年4月7日来院。
(所見)患部に腫脹熱感なし。膝蓋靭帯部に圧痛あり。前方引き出しテスト陰性。側方動揺性なし。半月板テストも陰性。
左腸腰筋、左中殿筋筋出力低下。大腿四頭筋過緊張。左足関節背屈制限が強く前面につまり感あり。前脛骨筋過緊張。
(初回処置)膝蓋靭帯部に立体動態波で疼痛緩和。筋緊張が強い大腿四頭筋、前脛骨筋に立体動態波200HZを流し筋弛緩。
腸腰筋、中殿筋は筋出力を高めるために3DEMSを加療し神経筋促通を図った。
(指導)腸腰筋、中殿筋、大腿四頭筋ストレッチ。
大腿四頭筋、前脛骨筋セルフマッサージ。
明日ボール蹴ることのみ禁止し明日に通院指導。
(4/8 2回目処置)患部の圧痛は軽減しており、腸腰筋、中殿筋の筋出力も前回に比べ向上。
大腿四頭筋、前脛骨筋部の筋緊張は残存。
前回同様処置を行い、インナーマッスルを活性化させ股関節、膝、足関節の安定性を高めるためにハイボルテージ左右腸腰筋、
中殿筋、仙腸関節、右大腿筋膜張筋、大腿直筋、前脛骨筋に加療。
(指導)ストレッチ、セルフマッサージ継続。
ボール蹴ることを開始し痛みの確認。
2~3日後に通院指導
(4/11 3回目処置) ボールを蹴る際の痛みは消失し、若干違和感がある。
大腿四頭筋、前脛骨筋の筋緊張は去り難く残存している。
2回目処置同様、立体動態波、ハイボルテージを用いて処置。
痛みは消失したが筋緊張は強いため痛みが再発しないよう、練習を行いながら週二回の頻度で通院指導。
※考察
ボールを蹴る際の軸足の筋肉には全体重がかかる上に体の回旋力やキックでのフォローでの安定感を保つためにすごい力がかかっている。
軸足の下肢の筋緊張が強くですぎると、痛みだけでなくボールにスライス回転がかかりやすくなってきたり、思った以上にボールを遠くに蹴れない、強く早いボールが蹴れないなどパフォーマンス低下にも繋がってくる。
今回の治療でサッカーは体幹部や股関節周りのインナーマッスルの筋出力、柔軟性がケガの予防やパフォーマンスアップには大切になってくることが再認識できた。
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いけじり鍼灸整骨院
大阪府大阪市城東区東中浜3-2-23
25/04/19
25/04/16
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1カ月前頃からボールを強く蹴る際に軸足の左膝部に痛みが出現。
走行時も不意に痛み出ることあるが、ボールを蹴るときが膝下端部に強い痛みがでる。
日常生活動作での痛みはなし。
湿布を貼ったりアイシングをして経過をみていたが痛みに変化がない為、令和7年4月7日来院。
(所見)患部に腫脹熱感なし。膝蓋靭帯部に圧痛あり。前方引き出しテスト陰性。側方動揺性なし。半月板テストも陰性。
左腸腰筋、左中殿筋筋出力低下。大腿四頭筋過緊張。左足関節背屈制限が強く前面につまり感あり。前脛骨筋過緊張。
(初回処置)膝蓋靭帯部に立体動態波で疼痛緩和。筋緊張が強い大腿四頭筋、前脛骨筋に立体動態波200HZを流し筋弛緩。
腸腰筋、中殿筋は筋出力を高めるために3DEMSを加療し神経筋促通を図った。
(指導)腸腰筋、中殿筋、大腿四頭筋ストレッチ。
大腿四頭筋、前脛骨筋セルフマッサージ。
明日ボール蹴ることのみ禁止し明日に通院指導。
(4/8 2回目処置)患部の圧痛は軽減しており、腸腰筋、中殿筋の筋出力も前回に比べ向上。
大腿四頭筋、前脛骨筋部の筋緊張は残存。
前回同様処置を行い、インナーマッスルを活性化させ股関節、膝、足関節の安定性を高めるためにハイボルテージ左右腸腰筋、
中殿筋、仙腸関節、右大腿筋膜張筋、大腿直筋、前脛骨筋に加療。
(指導)ストレッチ、セルフマッサージ継続。
ボール蹴ることを開始し痛みの確認。
2~3日後に通院指導
(4/11 3回目処置) ボールを蹴る際の痛みは消失し、若干違和感がある。
大腿四頭筋、前脛骨筋の筋緊張は去り難く残存している。
2回目処置同様、立体動態波、ハイボルテージを用いて処置。
(指導)ストレッチ、セルフマッサージ継続。
痛みは消失したが筋緊張は強いため痛みが再発しないよう、練習を行いながら週二回の頻度で通院指導。
※考察
ボールを蹴る際の軸足の筋肉には全体重がかかる上に体の回旋力やキックでのフォローでの安定感を保つためにすごい力がかかっている。
軸足の下肢の筋緊張が強くですぎると、痛みだけでなくボールにスライス回転がかかりやすくなってきたり、思った以上にボールを遠くに蹴れない、強く早いボールが蹴れないなどパフォーマンス低下にも繋がってくる。
今回の治療でサッカーは体幹部や股関節周りのインナーマッスルの筋出力、柔軟性がケガの予防やパフォーマンスアップには大切になってくることが再認識できた。
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