シンスプリント治療

城東区のいけじり鍼灸整骨院

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シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは、運動時または運動後に脛骨内側に慢性的な痛みや圧痛を認める疾患で、硬い路面でのランニングや足関節底屈筋(ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋)の過負荷や立脚期(足を地面についた時)の足部の異常回旋が原因と考えられています。

痛みの直接的な原因は骨の周りを覆っている骨膜の炎症になります。

症状

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・痛みが出現する部位に特徴があり、脛骨遠位1/3内側に疼痛を認める

・縦方向に5cm程度と比較的広い範囲に痛みを認める

シンスプリントは初めの頃は運動後にすねの内側に違和感が出る程度です。しかし悪化していくと、運動時はもちろん日常生活で歩くだけでも痛みが出ます。そして、さらに症状が悪化すると疲労骨折に繋がります。

シンスプリントはすねの骨(脛骨)に付着している筋肉が、運動により何度も伸縮する事で、脛骨の表面の骨膜が引っ張られ炎症が生じて起こります。

つま先を下げる動作、ダッシュの時に地面を蹴ったり、ジャンプするときなど、踵でダッシュ・ジャンプはしませんよね?つま先でするかと思いますが、その動きを繰り返すと足首の周りの筋肉が伸びたり縮んだりします。何度も繰り返すうちに脛の内側の骨膜に負担がかかり炎症が起きシンスプリントとなります。

疲労骨折とは

疲労骨折は疲労で骨が折れた状態です。

一度の衝撃でボキッと骨が二つになるような折れ方ではなく、断続的に小さなストレスの繰り返しで起こるヒビが入るような骨折です。

なので、一見外から見ると折れてなさそうに見えますので、練習も痛くてもつい根性でやってしまい、骨折が重症化してしまうケースが多々あります。

シンスプリントと疲労骨折の違い

シンスプリント;骨膜(骨を覆う膜)の炎症が原因です。長時間のランニングやジャンプなど、繰り返しの負荷が原因で発生します。痛みは広範囲にわたり、脛骨の内側や後ろ側に感じることが多いです。

 

疲労骨折: 一方、疲労骨折は骨そのものに微小な亀裂が入る状態です。これも繰り返しのストレスが原因ですが、骨折という点でシンスプリントとは異なります。痛みは骨の特定の部位に集中し、腫れを伴うこともあります。

 

シンスプリントは広範囲の痛みを伴うのに対し、疲労骨折は局所的な痛みが特徴です

シンスプリントになりやすい人

・走ったりジャンプを過度に繰り返すスポーツの人

・中高生のスポーツをしている人

種別ではマラソン、サッカー、バレーボール、バスケットボール、野球、市民ランナーの方は特に最初の頃多く発症します。

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シンスプリントの原因

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扁平足・足のアーチが機能していない

脚には衝撃を吸収するアーチと呼ばれる土踏まずがありますが、偏平足はこのアーチが崩れた状態です。

この内側縦アーチが潰れてしまい、昨日していないと運動時の衝撃を吸収できず、骨にストレスがかかりシンスプリントとなりやすくなります。

5

後方から見るとかかとの骨が傾いている

立った状態でかかとを後ろから見てください。正常はかかとの骨がまっすぐ直立ですが、内側や外側に傾いている場合がります。かかとの骨が内側に傾いているのを回内足、外側に傾いているものを回外足と呼びます。これらはどちらもシンスプリントになりやすい状態です。

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靴があってない、もしくは古い

古いシューズでクッションが乏しかったり、足に合っていないと、足への衝撃が強まるためシンスプリントになる可能性が高まります。

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使いすぎいよるシンスプリント

使いすぎが原因と言われていますが、それだけが原因ではないかもしれません。毎日のように練習することで筋肉にはものすごく負担をかけています。すごいスピードで筋肉が伸びたり縮んだり、骨についている筋肉にストレスがかかります。しかし、同じ量のトレーニングをしていても、発症する人としない人の違いは、その部分に負担がかかるような体バランスになっていることも原因です。

一番多いのは姿勢の歪みです。

姿勢がゆがむと筋肉が普段発揮する力が発揮できなくなったり、ある一ヵ所の筋肉に負担がかかりやすくなります。

そうしたことで、シンスプリントをはじめとする様々な疾患を招いてしまいます。シンスプリントを発症しやすい人は特に膝がO脚やX脚になっていたり、

偏平足だったりする方が多くみられます。しかし、姿勢を整えることでシンスプリントを予防することができます。

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治療について

治療自体は主に骨膜と筋肉に行う必要があります。

まず骨膜に対する場合、炎症が起きている為無理に触ると帰って炎症を悪化させてしまう可能性がある為安静が必要です。

ただほとんどの場合骨膜まで炎症が起こっている事は少なく筋肉の異常な緊張による、筋肉そのものの痛みが出ていることが原因であることが多いです。

ですので、骨膜に負担がかからないように安静にしつつ、そこに負担をかけている筋肉には早期に治療を行う必要があります。

痛みのある部位に過度に負担がかからないように体全体のバランスを調整します。そのうえで動きにくくなった関節の動きをスムーズにし動きやすくしていきます。

①体のバランスを整える

②身体全体の関節の動きをよくする

③患部の炎症を解消する

④骨盤の調整

⑤足の調整

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これらの治療を行い、根本からシンスプリントにアプローチしていきます。シンスプリントは我慢し続けていると、やがて疲労骨折になります。シンスプリントのうちに治療をしておけば、競技をしながらでも改善していくことができます。

状態に合わせてハイボンテージ治療や針治療といったものも行い、手では届かない深部の筋硬結へアプローチする事でより早く、確実に症状は回復していきます。

ハイボンテージ治療には大きく分けて二つの効果があります。

まず、局所の深いところにある痛みの感覚をダイレクトに軽減させていきます。

次に筋ポンプ作用といって筋肉を直接運動させることによって新しい酸素や栄養素の入った血液を送ることでエネルギーが作られ元の柔軟性を取り戻していくというものです。

針治療にも同じく痛みを和らげる効果と血流改善の効果がある為シンスプリントの治療には非常に効果のあるものです。

疲労骨折になってしまってからでは骨がくっつくまでは競技に復帰することができません。

それでも我慢して競技をし、発見が遅れれば遅れるほど、さらに骨折は深刻になり復帰までにかかる時間が増えてしまいます。

シンスプリントは完治が可能です。しかし、これに気づかずにただ安静にしているだけでは再発を繰り返すことになります。痛み止めやシップでは痛みの根本にはアプローチできないという事となります。

痛みで練習が出来ず、とてもつらいことと思います。練習ができないばかりに試合のメンバーから外れたり競技に参加できないなどの悩みを抱えていませんか?

しっかりと問題を解決してあげれば、今までの通りに思いっきり走ることが出来るようになります。

 

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