スポーツで最も需要な腸腰筋

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スポーツ選手にも子供成長にも産後の体を戻す際にも絶対に必要な筋肉
腸腰筋が動いていないとスポーツでのトラブルも増え怪我もしやすくなり、産後の体も不調が続きます。
子供の成長にも大きく関わってくる、体を作るうえで放っておくことができない大切な筋肉です。
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腸腰筋とは
スポーツの場面でも、体幹やボディバランスを保つために重要な働きがある腸腰筋は、アスリートにとって欠かせない筋肉です。
大腰筋(だいようきん) / 動作を行う上で主に働く
腸骨筋(ちょうこつきん) / 腸腰筋で最も深層部にある
小腰筋(しょうようきん) / 大腰筋の補助的な働きをする
3つの筋肉の総称で、腸腰筋(ちょうようきん)=インナーマッスルと呼ばれています。
腸腰筋は、腰椎から仙骨にかけての部分にある筋肉の総称で、正式名称は腸骨腰筋で、腸骨と腰椎をつなぐ筋肉群のことを指します。
体幹を支える重要な筋肉の一つであり、腰椎の安定性を保つ役割を持っています。また、腰椎を伸展させることで、背骨の正しい姿勢を維持することにも関与しています。さらに、腸腰筋は下半身の動きにも関与しており、腰椎を固定することで、脚の動きを安定させる役割も担っています。そのため、スポーツや日常生活での動作においても、腸腰筋の働きは欠かせません。
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腸腰筋の働き
・身体を前屈する
・太ももを持ち上げる(股関節の屈曲)
・骨盤を前に倒す(骨盤の前傾)
・腰を反る(腰椎の伸展)
・体をひねる(体幹の回旋)
日常動作では、歩く動作や、立ち姿勢を安定させるときに使われ、スポーツシーンでは、走る動き、ジャンプ動作など、多くのスポーツで重要な役割を果たしています。
股関節を曲げる動作をする歩行や走る動作で働き、上半身と下半身を繋いでいる筋肉でもあるので、スポーツではかなり重要な役割を担っているインナーマッスルです。
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アウターマッスルについて
インナーマッスルとは反対に「アウターマッスル」という筋肉があります。
筋トレによって大きくなり、引き締まっているように見せる表面上の筋肉がアウターマッスルです。
インナーマッスルは関節や動いたときの安定性を補助し、アウターマッスルで力強く動かす大きな役割を果たしています。
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お子さんのその症状
気になりませんか
・姿勢が気になる、まっすぐ座れない、まっすぐ立てない
・歩くときに下を向いていることが多い
・よく頭痛が起こっているため、薬をよく飲んでいる
・怪我をする頻度が多い
・運動しているのに成果が出ない
・すぐ疲れる
体は頭部(頭)・体幹部(胴体)・上肢(腕)・下肢(脚)に分かれていて、頭と、腕、脚を除いた胴体部分全体を体幹部と呼ばれています。
体幹トレーニングが必要だということは、ジュニアアスリートの保護者でもご存知の方は多いはずです。
体幹トレーニングの大きな目的は「胸郭と骨盤をつなぐこと」で、胸郭と骨盤をつないでいるのは背骨(腰椎)しかありません。これでは立って歩いたり、走ったりすると腰椎にストレスが掛かり過ぎます。
「軸がない」と言われたことありませんか。もしかすると軸がない原因は、胸郭と骨盤をしっかりとつなぐことが出来ていないために、軸がない状態かも知れません。
では、胸郭と骨盤をつなぐにはどうしたらいいかと言うと、筋肉でつなぐしか方法がありません。胸郭と骨盤をつなぐ役割をしているのが体幹部の深層のインナーマッスルと呼ばれている筋肉です。胴体が安定していない状態で、特にスポーツ中に手や脚を動かしたりすると体がうまく使えなかったり、怪我や痛みの原因になります。
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子供の腸腰筋と
自律神経の関係
腸腰筋のインナーマッスルは姿勢を維持する筋肉のため、持続的にずっと縮み続けている筋肉です。身体の持続的に縮み続けている腸腰筋に柔軟性がないと、自律神経が乱れて不調につながってきます。
・骨の変形が起こる
子供は学校での体育を始め、日々運動をしているので、体の外側にあり体を動かす筋肉であるアウターマッスルを使います。
このアウターマッスルは縮む力が強い筋肉です。
アウターマッスルが鍛えられれば筋肉の縮む力も強くなり、骨の付け根を引っ張るので骨が変形をしてきて、骨膜という骨の膜が引っ張られて痛みが強く出ます。全ての子供にこの痛みが出るのではなくインナーマッスルに柔軟性がない子供に出てきます。
・背が伸びにくくなる
骨には成長軟骨があり、その成長軟骨が増殖することによって縦に伸びます。特に寝ている間は縦に重力がかかってないので成長軟骨は増えやすくなります。ただし骨は伸ばすだけではなく強くすることも大切で、強くするためには縦軸の圧が必要となり骨は硬化して強くなります。
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成長期にインナーマッスルを鍛えるメリット
・姿勢の改善につながり、疲れにくい体を作る
インナーマッスルを鍛えると姿勢の改善につながり、身体の軸が安定して正しい姿勢を維持できるようになります。
姿勢が改善されると、血行を促進させる効果があります。
・けが予防とパフォーマンス向上につながる
体幹を鍛えることは運動能力が向上し、体幹の力強い動きにより手足が機敏に動かせるようになるので、常にバランスの安定した身体の状態に保つことができます。
インナーマッスルが硬くなって、関節がスムーズに動かなくなることで起こる怪我のリスクを予防でき、体幹のバランスや関節を安定させるので早く走ったり出来るようになります。
ほぼ全てのスポーツ選手が何からの体幹トレーニングを取り入れていると言われており、子どもの頃から体幹を鍛えることは健やかな身体の土台作りとなります。
部活等で体幹トレーニングもどきを行っているケースも多いと思いますが、 体幹トレーニングが上手く出来ていない事が多く痛みで来院される方が多くいらっしゃいます。
だからこそ、もっと上を目指すアスリートは、 身体の調整が必要でジュニアから必要なトレーニングです。
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腸腰筋を鍛えるメリット
腸腰筋は、腰椎から仙骨にかけて広がる大きな筋肉で、腰の安定性を保つために重要な役割を果たしています。腸腰筋を鍛えることによって、以下のようなメリットが得られます。
1. 腰痛の予防・改善
腸腰筋は、腰椎を支える筋肉の一つであり、腰痛の原因となる腰椎の負担を軽減することができます。また、腰痛の改善にも効果的です。
2. 姿勢の改善
腸腰筋は、腰椎を支えるだけでなく、骨盤を安定させる役割も持っています。そのため、腸腰筋を鍛えることによって、ぽっこりお腹が解消したり姿勢の改善が期待できます。
3. スポーツパフォーマンスの向上
腸腰筋は、腰の安定性を保つことができるため、スポーツにおいても重要な役割を果たします。腸腰筋を鍛えることによって股関節の可動域が改善され、ほぼすべてのスポーツにおいて、パフォーマンス向上に影響します。関節が安定し身体の動きがスムーズになり、競技中のエキセントリック局面(サッカー・バレーであればテイクバック、スプリント選手であればフォロースルー、など)で力発揮がスムーズに行える、というアスリートにとって腸腰筋を鍛えることはメリットだらけなのです。